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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第27週 (7/2〜7/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ :全県で大規模な流行が起き、ピークに達しています。今後も、県内全域で流行が続 きますので感染予防に心掛けてください。
○手足口病 :主に東・中部で流行し、1歳から4歳未満の小児で流行しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :東・中部の報告数は減少傾向ですが、依然全県で流行しています。
○咽頭結膜熱 :主に東部、中部で患者数の増減を繰り返しながら流行しています。
○水痘 :全県で患者報告数が減少しています。今後、流行は縮小すると考えられます。
○麻しん :ここ数週間新たな患者の報告はありません。全国の流行も終息しつつあります。
3)主な病原体の分離状況等
 手足口病、ヘルパンギーナからコクサッキーA6型が分離され、感染性胃腸炎からA群ロタウイルス、ノロウイ ルス(GT、GU)、腸管アデノウイルス、アストロウイルスと多種類のウイルスが検出されています。また、出雲 で発生した集団下痢症からノロウイルスGUが検出されました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
ヘルパンギーナ 増加 増加 増加 増加
手足口病 横這 増加 横這 横這
咽頭結膜熱 減少 減少 減少 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 横這
水痘 減少 減少 減少 横這
麻しん 報告なし × 報告なし × 報告なし × 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 麻しん発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター