動向調査トップケイタイカレンダー |2003年第17週(4月第4週) |グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2003年 第17週 (4/21〜4/27)
県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)
県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
○インフルエンザ :ほぼ終息し、東・中部から6例の報告があるに過ぎません。
○A群溶連菌感染症 :前週は松江圏域で多く報告されていましたが、今週は減少し松江・出雲圏域から3例が報告されています。
○感染性胃腸炎 :増減を繰り返して発生していますが、松江・雲南・出雲・大田圏域では多い状態が続いています。
○水痘 :徐々に各地域で発生数が増加傾向にあります。
○流行性耳下腺炎 :松江・出雲圏域で小規模な発生がみられ、12例が報告されています。
○流行性角結膜炎 :松江圏域では5週連続で患者報告がみられ、今週も1例が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
 インフルエンザウイルスは患者発生の減少に伴い単発的な分離になっています。その他のウイルスでは感染 性胃腸炎からA群ロタ、NV(小型球形)ウイルス、上気道炎からアデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ D1 Y0 Y0 D1 ×
感染性胃腸炎 D1 D1 D1 Y0
A群溶連菌咽頭炎 Y0 Y0 Y0 Y0 ×
水痘 Y0 Y0 Y0 U1
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 Y0 ×
流行性角結膜炎 Y0 Y0 N0 × N0 ×
インフルエンザ流行情報

 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。