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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 2003年 第16週 (4/14〜4/20)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :各地区で減少がみられ全県の定点当たりの報告数が1以下になりました。しかし、その中 で浜田圏域では比較的多く発生しています。
○A群溶連菌感染症 :散発的な発生が続いていましたが、松江圏域での発生数の増加がみられています。
○感染性胃腸炎 :例年並の発生数となっていますが、松江・雲南・出雲・大田圏域では多い状態が続いています。
○水   痘 :各地域での発生数の増加傾向とともに発生地域の拡大がみられています。
○ヘルパンギーナ :流行の前兆と思われる散発的な発生が報告されています。
○流行性耳下腺炎 :出雲圏域で引き続いて小規模な発生がみられ、5例が報告されています。
○流行性角結膜炎 :松江圏域では4週連続で患者報告がみられ、今週も5例が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
    インフルエンザウイルスは患者発生の減少に伴い散発的な分離になっています。その他のウイルスでは感染 性胃腸炎からA群ロタ、NV(小型球形)ウイルスが検出されていますが、検出率は低くなっています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ D1 D1 D1 Y0
感染性胃腸炎 Y0 D1 D1 Y0
A群溶連菌咽頭炎 U1 U1 Y0 Y0
水 痘 Y0 Y0 Y0 U1
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 × Y0 Y0
流行性角結膜炎 U1 U1 N0 × Y0 ×
インフルエンザ流行情報
 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
凡例
 推移グラフ一覧