島根県感染症発生動向調査2013年報：感染症患者年次別発生状況（地区別）

感染症年報

2012(H24)年＜　2013(H25)年年報 　　＞ 2014(H26)年

目次｜I.概要｜II-1.発生状況の解析と評価｜II-2.定点把握疾患発生状況｜III.検査情報

１．病原微生物検出情報｜Salmonellaの検出状況｜病原菌検出状況(医療機関検出分｜病原体定点病原菌検査状況

（3）病原体定点病原菌検査状況

　感染症発生動向調査事業の一環として、病原体検査定点の医療機関（松江市2ヶ所、雲南市1カ所、出雲市1ヶ所、浜田市1ヶ所）より提供された感染性胃腸炎の患者材料について細菌検査を実施した。
　2013(H25)年には9検体について検査を行い、腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、病原性大腸菌をそれぞれ1検体検出した

表27　定点把握　5類感染症病原体検査結果：2013(H25)年

病原体名＼月	3月	4月	5月	7月	8月	9月	12月	合計
腸管出血性大腸菌						1		1
病原性大腸菌					1			1
サルモネラ
カンピロバクター	1							1
エロモナス・ハイドロフィラ
合計	1				1	1		3
検体数	2	1	1	1	2	1	1	9

表28　年次別検出病原菌数

	2011年	2012年	2013年
腸管出血性大腸菌			1
病原性大腸菌			1
サルモネラ
カンピロバクター			1
エロモナス・ハイドロフィラ	1
検体数	10	7	9

島根県感染症情報センター