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---------年 <  2000(H12)年 年報  > 2001(H13)年
目次I.概要II-1.発生状況の解析II-2.患者情報(週報) III.検査情報
週報(インフルエンザ・小児科・眼科・基幹定点)月報(STD・基幹定点)全数把握精度評価
1.発生状況の解析と評価 |発生状況表14表15
7)全数把握疾患の発生状況:表14,15
 2類感染症では細菌性赤痢が散発的に4,5,10月に計7名報告された(昨年は40名の集団発生があった)。 他にコレラと腸チフスがそれぞれ1名報告された。
 3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症は51名で昨年の16名より大きく増えた。8月に23名と最も多く、 6〜9月の間に50名と集中した。全国では通年性に発生しているが、やはり同期間に66%を占めている。
 4類感染症では本県ではツツガムシ病と日本紅斑熱が特徴的であった。前者は毎月のように散発的にみられ 12名が報告され、中国地区では広島県の14名に次いで多かった。全国では8月から12月に多かった。 日本紅斑熱は中国地区では本県にのみみられ10名あり、全国の26.3%を占めた。報告は全国のそれと一致して 5月から11月の間にみられた。
 他に梅毒が4名、破傷風が1名あった。ウイルス性肝炎は2名であったが正しく報告されているであろうか。 後天性免疫不全症候群は昨年に続き本県では報告はなかったが、中国地区では7名みられた。
島根県感染症情報センター