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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2021年8月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が10件(松江圏域6件、出雲圏域3件、浜田圏域1件)、 腸管出血性大腸菌感染症が1件(浜田圏域)、 日本紅斑熱が5件(益田圏域)、 重症熱性血小板減少症候群が1件(出雲圏域)、 梅毒が1件(出雲圏域)、 侵襲性インフルエンザ菌感染症が2件(松江圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 新型コロナウイルス感染症が555件(松江圏域267件、雲南圏域15件、出雲圏域74件、大田圏域8件、浜田圏域111件、益田圏域71件、隠岐圏域9件)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 6月 577件、 7月 894件、 8月 876件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇RSウイルス感染症 :(24.9)。 8月で最も流行したのが本疾患で、報告数は7月とほぼ同数でした。 昨年流行しなかった反動により、集団免疫が低下していると考えられます。 この2か月の流行はとても大きなものでした。 しかし、週を追うごとに減少してきており、収束に向かっていると考えられます。 圏域で見ると、浜田圏域だけは流行が見られておらず、今後流行する可能性があり動向に注意が必要です。
〇感染性胃腸炎 :(8.4)。 2か月続いて前の月の8割減の漸減傾向です。 ロタやノロはほとんど見られませんので、いわゆる夏カゼに属するエンテロ系のウイルスによるものと思われます。
〇咽頭結膜熱 :(0.7)。 7月とほぼ同数の少数でした。 プール熱の別名があるようにプールの時期に多くなることが過去にはありましたが、この夏は流行しませんでした。
〇ヘルパンギーナ :(0.8)。 期間の後半で少し増加し、益田圏域で多く報告がありました。 本疾患も昨年報告数が少なかったため、今年多くなるかもしれません。 益田以外の圏域にも拡大する可能性がかなり高いと考えられます。
〇手足口病 :(0.3)。 単発的な報告があったのみでした。 コロナ自粛の影響と考えられます。
発生推移グラフ グラフ凡例
RSウイルス感染症報告推移グラフ ヘルパンギーナ報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎の報告が5件あります。急性出血性結膜炎は報告がありません。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が9件、性器ヘルペスウイルス感染症が0件、尖圭コンジローマが3件および淋菌感染症が2件 の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :0件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:0件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :28件。地区別では東部4件(14%)、中部6件(21%)、西部18件(64%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が20件(71%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :1件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2021年6月〜2021年8月の検出結果)
 感染性胃腸炎からノロウイルスG2が、咽頭炎・扁桃炎からアデノウイルス1型、2型および5型およびRSウイルスが、肺・気管支炎からはRSウイルスが検出されています。
2021年6月から2021年8月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノパラインフルエンザRSヒトメタニューモSFTSV 新型コロナ合計
1253
咽頭結膜熱 1       1
咽頭炎・扁桃炎831210   24
肺・気管支炎21 298   103
熱性疾患1        1
SFTS      7  7
COVID-19       585585
その他 1 511  8
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