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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2020年7月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が9件[1](松江圏域5件[1]、出雲圏域2件、浜田圏域1件、益田圏域1件)、 腸管出血性大腸菌感染症(O157)が1件[1](出雲圏域)、 日本紅斑熱が3件(出雲圏域(推定感染地域:浜田圏域1件を含む))、 レジオネラ症が2件(出雲圏域)、 梅毒が2件(松江圏域1件、益田圏域1件)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が4件(松江圏域1件、出雲圏域2件、益田圏域1件)、 新型コロナウイルス感染症が5件[2](雲南圏域3件[1]、出雲圏域2件[1]) 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 5月 311件、 6月 372件、 7月 399件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇感染性胃腸炎 :(11.5)。 県内全域の患者報告数は前月に比べ増加しています。 特に冬季に流行する疾患ですが、 これからの時期も手洗いを励行し予防に努めましょう。
〇A群溶連菌咽頭炎 :(1.9)。 県内全域の患者報告数は減少傾向です。
発生推移グラフ グラフ凡例
感染性胃腸炎報告推移グラフ A群溶連菌咽頭炎報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 急性出血性結膜炎および流行性角結膜炎の患者発生報告はありません。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が15件、性器ヘルペスウイルス感染症が2件、尖圭コンジローマが5件および淋菌感染症が8件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎:0件。 〇無菌性髄膜炎:0件。 〇マイコプラズマ肺炎:1件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :22件。地区別では西部10件(45%)、中部7件(32%)、東部5件(23%)、年代別では70歳以上が16件(73%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。
〇薬剤耐性緑膿菌感染症 :0件。  
2.病原体検出情報(2020年5月〜2020年7月の検出結果)
 感染性胃腸炎からアデノウイルス5型およびノロウイルスG2が検出されています。 咽頭炎からアデノウイルス5型が検出されています。
2020年5月から 2020年7月までの診断名別病原体検出数
島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノRSノロ新型コロナ合 計
25G2
感染性胃腸炎 2 1 3
咽頭炎 1   1
COVID-19    66
その他1 1  2
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