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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第25週 (6/17〜6/23) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件(松江圏域1件、大田圏域1件)、 腸管出血性大腸菌感染症が1件(大田圏域)、 日本紅斑熱が1件(益田圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :県内全域(7.6)の患者報告数は増加し、警報レベル(5.0)以上の流行となっています。 圏域別では浜田圏域(12.0)、松江圏域(10.9)および出雲圏域(8.8)で警報レベル(5.0)以上の流行となっているほか、大田圏域(3.0)、益田圏域(3.0)および雲南圏域(2.0)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(5.3)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(10.4)、出雲圏域(6.0)および雲南県域(5.0)で定点当たり5.0人を超えてやや流行しています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.1)の患者報告数は減少しています。 益田圏域(1.7)、出雲圏域(1.4)、松江圏域(1.3)および浜田圏域(1.0)で定点当り1.0人以上でやや流行しています。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(0.4)の患者報告数はやや増加しています。 浜田圏域(1.7)で定点当り1.0人以上でやや流行しているほか、出雲圏域(0.6)および大田県域(0.5)で患者発生報告があります。
〇インフルエンザ :県内全域で患者発生報告がなく、今シーズンの流行はほぼ終息しています。
〇咽頭結膜熱 :浜田圏域(0.7)、雲南圏域(0.5)、出雲圏域(0.4)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇伝染性紅斑 :松江圏域(0.6)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIおよびA群ロタウイルスが検出されています。
〇手足口病 :アデノウイルス6型およびコクサッキーウイルスA6型、5月下旬からA16型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスが検出されています。 パラインフルエンザ3型は、例年6月から検出され7月にピークをむかえますが、今年は4月から検出が始まり増加傾向です。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病増加増加増加 急増報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 減少報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這×横這 増加報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這× 横這×報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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