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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第48週 (11/26〜12/2) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件(益田圏域1件、隠岐圏域1件)、 重症熱性血小板減少症候群が1件(松江圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 播種性クリプトコックス症が1件(出雲圏域)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域(2.0)および隠岐圏域(1.5)で定点当り1.0人を超えてやや流行しているほか、出雲圏域(0.2)、浜田圏域(0.2)および益田圏域(0.2)で患者発生報告があります。 迅速検査では出雲圏域、益田圏域および隠岐圏域でA型が検出されています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.7)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(5.4)、出雲圏域(3.2)および雲南圏域(2.0)で定点当り2.0人以上とやや流行しているほか、益田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(6.0)の患者報告数はやや増加しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(8.4)、出雲圏域(7.8)および益田圏域(5.7)で定点当り5.0人を超えてやや流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.6)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(2.5)および浜田圏域(2.0)で定点当り2.0人以上とやや流行しているほか、出雲圏域(0.6)で患者発生報告があります。
〇手足口病 :県内全域(1.4)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(3.2)、隠岐圏域(3.0)、雲南圏域(2.0)および大田圏域(2.0)では定点当り2.0人以上の流行となっているほか、益田圏域(0.7)および松江圏域(0.6)で患者発生報告があります。
〇水痘 :松江圏域(0.9)で患者発生報告があります。
〇流行性角結膜炎 :出雲圏域および浜田圏域の眼科定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUおよびアデノウイルス3型、5型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス2型が検出されています。
〇熱性疾患 :RSウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :RSウイルス、アデノウイルス2型、3型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這×横這 横這横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這増加 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這×横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 減少横這
水痘横這横這横這× 横這×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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