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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第35週 (8/27〜9/2) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](出雲圏域1件[1]、浜田圏域1件)、 日本紅斑熱が2件(松江圏域1件、益田圏域1件)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇RSウイルス感染症 :県内全域(2.3)の患者報告数は増加しています。 浜田圏域(4.0)、松江圏域(3.6)および出雲圏域(2.2)で定点当り2.0人を超えて流行しているほか、雲南圏域(1.5)および益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。 年齢別では、2歳未満の乳幼児がおよそ7割を占め、2から5歳までがのこり3割となっています。 咳エチケットを心掛け、手洗いや手指消毒で感染予防に努めましょう。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.0)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(2.2)、松江圏域(1.3)、浜田圏域(1.0)および雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(3.7)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(5.4)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇手足口病 :県内全域(1.1)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域(4.3)で警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行となっているほか、大田圏域(1.5)、松江圏域(1.0)、出雲圏域(0.4)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(0.5)の患者報告数は減少しています。 雲南圏域(2.0)、出雲圏域(1.0)および松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
〇流行性耳下腺炎 :浜田圏域(1.3)、大田圏域(0.5)および出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUが検出されています。
〇手足口病 :エコーウイルス11型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2型およびA4型が検出されています。
〇熱性疾患 :パラインフルエンザウイルス3型、ライノウイルス、RSウイルスおよびエコーウイルス18型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルス、RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス1型および3型が検出されています。
〇無菌性髄膜炎 :エコーウイルス11型が検出されています。
〇発疹症 :エコーウイルス11型および18型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
RSウイルス感染症横這横這横這 増加報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ減少横這減少 横這×報告なし×
流行性耳下腺炎横這報告なし×横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
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