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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第29週 (7/16〜7/22) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、 日本紅斑熱が1件(出雲圏域)、 レジオネラ症が2件(松江圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :県内全域(1.5)の患者報告数は増加しています。 大田圏域(10.0)で警報レベル(5.0)を超える流行となっているほか、浜田圏域(2.3)で定点当り2.0人を超えてやや流行しています。 また、出雲圏域(1.2)および雲南圏域(1.0)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(1.5)の患者報告数は増加しています。 出雲圏域(4.4)および浜田圏域(3.0)で定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域(1.3)および雲南圏域(1.0)で定点当り1.0人を超えてやや流行しているほか、松江圏域(0.6)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.0)の患者報告数は減少しています。 雲南圏域(2.0)、松江圏域(1.4)、出雲圏域(1.2)および益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(3.3)患者報告数は減少しています。 松江圏域(5.4)で定点当り5.0人を超えてやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域から患者発生報告があります、。
〇RSウイルス感染症 :出雲圏域(1.2)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇流行性耳下腺炎 :大田圏域(2.0)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUが検出されています。
〇手足口病 :エコーウイルス18型が検出されています。
〇熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルスおよびエコーウイルス18型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
〇発疹症 :エコーウイルス18型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病横這横這×横這 増加報告なし×
ヘルパンギーナ増加横這増加 増加報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎減少横這横這 減少報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這 報告なし×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
凡例
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