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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第20週 (5/14〜5/20) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](益田圏域1件、大田圏域1件[1])、 つつが虫病が1件(浜田圏域)、 レジオネラ症が1件(松江圏域)、 アメーバ赤痢が1件(松江圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が2件(隠岐圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○感染性胃腸炎 :県内全域(8.7)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く県内全域から患者発生報告があり、出雲圏域(13.8)、雲南圏域(12.0)および松江圏域(11.7)では定点当り10.0人(冬季の食中毒注意報レベル)を超える流行となっています。 この時期としては患者報告数の多い状態が続いています。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.3)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(4.8)、松江圏域(3.0)および雲南圏域(2.0)でやや流行しているほか、隠岐圏域(1.0)、浜田圏域(0.7)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(1.0)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(3.2)および大田圏域(2.0)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.7)、松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○インフルエンザ :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域および隠岐圏域を除く各圏域から患者発生報告があり、大田圏域(1.0)でやや流行しています。 迅速診断ではA型とB型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.0)および出雲圏域(1.0)でやや流行しています。
○マイコプラズマ肺炎 :大田圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :浜田圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH3(香港)型およびB(山形系統)が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGI、GIIが検出されています。
○熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびアデノウイルス2型、5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルスおよびRSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這減少横這 横這横這×
A群溶連菌咽頭炎横這横這増加 横這横這
手足口病横這横這増加 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這×報告なし×
インフルエンザ横這横這横這 横這横這×
RSウイルス感染症横這横這横這× 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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