○感染性胃腸炎 ：県内全域(6.9)の患者報告数は横ばいです。 県内全域から患者発生報告がありますが、松江圏域(12.3)および出雲圏域(10.0)では定点当り10.0人を超える流行となっています。 年齢別では報告された患者の6割が5歳未満の乳幼児となっています。 手洗いの励行、食品の十分な加熱など予防を心掛けましょう。

○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(1.2)の患者報告数は減少しています。 松江圏域(1.9)、出雲圏域(1.8)および雲南圏域(1.5)でやや流行しているほか、益田圏域(0.7)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

○インフルエンザ ：県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、大田圏域(1.7)でやや流行しています。 迅速診断ではA型が検出されています。

○RSウイルス感染症 ：県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 益田圏域(0.7)、松江圏域(0.6)、雲南圏域(0.5)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。

○咽頭結膜熱 ：県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.0)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。

○感染性胃腸炎(ロタ) ：松江圏域(2.0)の基幹定点で患者発生報告があります。

○インフルエンザ ：AH3(香港)型およびB(山形系統)が検出されています。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスGI、GIIおよびA群ロタウイルスが検出されています。

○熱性疾患 ：ヒトメタニューモウイルス(県内全域)、RSウイルスおよびアデノウイルス1型、5型が検出されています。

○肺・気管支炎 ：ヒトメタニューモウイルス（県内全域）およびRSウイルスが検出されています。