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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第14週 (4/2〜4/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[2](松江圏域1件[1]、出雲圏域1件[1])、 レジオネラ症が1件(松江圏域)、 梅毒が1件[1](浜田圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(益田圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の定点当り患者報告数(1.4)は、第13週(2.9)と比較して減少しています。 全ての圏域で患者報告数は減少し、松江圏域(2.7)および雲南圏域(2.0)で、定点当り2.0を超える低いレベルの流行となっています。 迅速診断ではA型とB型が検出されています。 大きな流行期は過ぎましたが、手洗い・咳エチケット等による予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :県内全域(6.0)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(9.6)および出雲圏域(8.6)でやや流行しており、益田圏域(3.7)、雲南圏域(3.5)、浜田圏域(2.0)および大田圏域(1.5)で患者発生報告があります。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.2)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(3.2)および松江圏域(3.1)でやや流行しているほか、浜田圏域(1.7)、益田圏域(1.7)および雲南圏域(1.0)でも患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :松江圏域(5.0)の基幹病院で報告があります。 ロタウイルスは乳幼児(0から5歳児)の急性重症胃腸炎の主な原因ウイルスであり、例年3月から5月にかけて流行します。 オムツの適切な処理、手洗いの徹底で感染拡大を防止しましょう。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH3(香港)型およびB(山形系統)型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUおよびA群ロタウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルスおよびライノウイルスが検出されいます。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルスおよびRSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ減少横這減少 減少減少
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這×
ロタウイルス横這横這報告なし× 横這×報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這× 横這報告なし×
水痘横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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