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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第12週 (3/19〜3/25) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件(出雲圏域2件、浜田圏域1件)、 A型肝炎が1件(松江圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の定点当り患者報告数(6.1)は、第11週(7.8)と比較して減少しています。 松江圏域(6.2)、出雲圏域(5.6)、浜田圏域(1.8)および益田圏域(1.0)では減少している一方、隠岐圏域(16.0)、雲南圏域(12.0)および大田圏域(10.7)では定点当り10.0以上の流行が続いています。 迅速診断ではA型とB型が検出されています。 手洗い・咳エチケット等による予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.7)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(10.4)でやや流行しており、益田圏域(5.3)、出雲圏域(5.2)、大田圏域(5.0)、雲南圏域(1.0)および浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.2)の患者報告数は減少しています。 松江圏域(4.6)および雲南圏域(3.5)でやや流行しているほか、益田圏域(1.7)および出雲圏域(1.4)でも患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 益田圏域(2.0)でやや流行しているほか、松江圏域(0.6)で患者発生報告があります。
○水痘 :益田圏域(2.3)でやや流行しているほか、出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :松江圏域(3.0)および浜田圏域(1.0)の基幹病院で報告があります。 ロタウイルスは乳幼児(0から5歳児)の急性重症胃腸炎の主な原因ウイルスであり、例年3月から5月にかけて流行します。 オムツの適切な処理、手洗いの徹底で感染拡大を防止しましょう。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH1(2009pdm)型、AH3(香港)型およびB(山形系統)型が全県(隠岐圏域を除く)で検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルス(GT、U)が検出されています。
○熱性疾患 :RSウイルス、ライノウイルスおよびアデノウイルス1型が検出されいます。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルスおよびRSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ減少減少減少 減少横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎減少横這減少 横這横這×
RSウイルス感染症横這横這横這× 横這報告なし×
ロタウイルス横這横這報告なし× 横這報告なし×
水痘横這横這×横這 増加報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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