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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第34週 (8/21〜8/27) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件[1](松江圏域1件[1]、益田圏域1件、大田圏域1件)、腸管 出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件( 出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.2)の患者報告数は増加しています。益田圏域(10.5)および松江圏域(7.6)で流行して いるほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱い に注意しましょう。
○手足口病 :県内全域(3.8)の患者報告数はやや減少していますが、警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行 が続いています。益田圏域(12.0)および出雲圏域(5.4)で警報レベル(5.0)を超える流行となって います。松江圏域(2.9)および雲南圏域(3.5)で警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行となっ ているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.9)の患者報告数は第33週に比べ増加しています。松江圏域(3.4)、出雲圏域(2.4)お よび隠岐圏域(2.0)でやや流行しているほか、雲南圏域(1.0)および益田圏域(0.5)で患者発生報 告があります。
○RSウイルス感染症 :県内全域(1.7)の患者報告数は増加しています。益田圏域(4.0)および松江圏域(3.0)で流行して いるほか、大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.0)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。出雲圏域(3.4) で注意報レベル(3.0)を超える流行が続いているほか、益田圏域(1.0)、大田圏域(0.5)および松 江圏域(0.4)で患者発生報告があり注意が必要です。
○インフルエンザ :松江圏域(1.4)、隠岐圏域(0.5)、益田圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があり、松 江・出雲でA型が、益田でB型が検出(迅速診断)されています。手洗い・咳エチケット等、感染予 防を心掛けましょう。
○流行性角結膜炎 :松江圏域の眼科定点で2件患者発生報告があります
○細菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)および大田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :松江圏域及び隠岐圏域でA2009型(AH1pdm2009)が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGT・GU、エコーウイルス3型、アデノウイルス5型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA5・A6・A10型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2・A5・A6・A10型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型・2型・5型、エコーウイルス3型、ライノウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :コクサッキーウイルスA5・A6型、エコーウイルス3型、パラインフルエンザウイルス3型、アデノ ウイルス2型・5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :アデノウイルス5型、エコーウイルス3型、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス1型・3型が 検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這×
手足口病減少減少減少 急減報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這減少
RSウイルス感染症増加増加横這 増加報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這横這×
インフルエンザ横這横這横這 横這減少
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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