トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第26週 (6/26〜7/2) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(雲南圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域)、レジオネラ症が1件(松江圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○感染性胃腸炎 :県内全域(6.0)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(10.9)、大田圏域(8.5)及び出雲圏域(5.8)でやや流行しているほか、益田圏域(3.3)、雲南圏域(2.5)及び浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.4)の患者報告数はほぼ横ばいです。隠岐圏域(5.0)、雲南圏域(4.0)及び松江圏域(3.9)で流行しているほか、出雲圏域(2.8)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(2.3)の患者報告数は増加傾向です。隠岐圏域(8.0)及び雲南圏域(6.5)で、警報レベル(5.0)を超える流行となっています。また、松江圏域(3.1)で流行しています。出雲圏域(1.2)でもやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.2)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。出雲圏域(3.0)で注意報レベル(3.0)以上の流行となっているほか、雲南圏域(2.5)、益田圏域(2.3)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があり注意が必要です。
○ヘルパンギーナ :出雲圏域(1.6)でやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)、大田圏域(0.5)及び松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
○咽頭結膜熱 :益田圏域(1.0)でやや流行しているほか、松江圏域(0.4)、浜田圏域(0.3)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :アデノウイルス2型・5型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA6型、パラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型・2型・5型、パラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
○熱性疾患 :コクサッキーウイルスA6型、ライノウイルスが検出されています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイルス3型、ライノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎減少減少横這 横這横這
手足口病増加増加増加 横這横這
流行性耳下腺炎増加横這増加 横這報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這増加 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター アクセスカウンター アクセスカウンター