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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第2週 (1/9〜1/15) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](松江圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が3件(雲南圏域1件、出雲圏域2件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域(8.2)の患者報告数は、第50週以降、流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えており、増加傾向が続いています。 松江圏域(14.4)及び隠岐圏域(10.0)で増加し注意報レベル(10.0)以上の流行となっているほか、各圏域でやや流行しています。 各医療機関でA型が検出(迅速診断)されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.7)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(3.1)及び出雲圏域(2.8)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.3)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.4)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。雲南圏域(8.5)で警報レベル(6.0)を超える流行が続いています。益田圏域(1.7)でやや流行しているほか、松江圏域(0.9)及び出雲圏域(0.8)で患者発生報告があり注意が必要です。
○伝染性紅斑 :隠岐圏域(3.0)で警報レベル(2.0)を超える流行が続いています。浜田圏域(1.7)及び大田圏域(1.0)で流行しているほか、益田圏域(0.7)で患者発生報告があり注意が必要です。
○水痘 :松江圏域(0.9)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.7)、雲南圏域(0.5)及び大田圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)で患者発生報告があるほか、学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :松江圏域(1.0)、雲南圏域(1.0)、大田圏域(1.0)及び浜田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型が11月下旬以降、県内全域で検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUが11月下旬には県内全域で検出されています。エコーウイルス6型が11月中旬から検出されています。
○手足口病 :9月以降、コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :10月は、主にアデノウイルス3型が検出されていましたが、11月に入り、アデノウイルス1型及びアデノウイルス2型も検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ増加増加横這 横這増加
感染性胃腸炎減少減少減少 減少増加
A群溶連菌咽頭炎横這減少横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這減少増加 横這報告なし×
伝染性紅斑横這報告なし×横這× 横這横這
水痘横這横這横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
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