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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2016年 第18週 (5/2〜5/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域(1.3)の患者報告数は減少していますが、浜田・隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告が続いており、A型及びB型が医療機関で検出(迅速診断)されています。うがい・手洗いの励行等感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.9)の患者報告数は減少していますが、松江圏域(9.7)、出雲圏域(7.8)及び雲南圏域(5.5)ほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告が続いています。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(1.9)の患者報告数は増加しており、特に、出雲圏域(3.6)で警報レベル(3.0)を超える流行が続いています。また、松江圏域(2.6)で増加しているほか、雲南・浜田・益田圏域で患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.6)の患者報告数は減少していますが、大田・隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告が続いています。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域(3.0)で注意報レベル(3.0)の流行となっているほか、浜田圏域(1.0)、出雲圏域(0.6)及び松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
○伝染性紅斑 :出雲圏域(1.4)、松江圏域(0.9)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(4.0)の基幹病院定点で患者発生報告が続いています。
○感染性胃腸炎(ロタ) :益田圏域(5.0)の基幹病院定点で患者発生報告が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :4月以降、東部ではB型(山形系統)が、西部ではB型(山形系統、ビクトリア系統)が、中部ではB型(山形系統、ビクトリア系統)及びA2009型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でA群ロタウイルス及びノロウイルスGUが多数検出されており、特に2月以降はA群ロタウイルスが増加しています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス3型及びアデノウイルス1型が検出されています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス及びRSウイルスが散発的に検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這×
感染性胃腸炎減少横這横這 減少横這×
咽頭結膜熱増加増加増加 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
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