トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2016年 第2週 (1/11〜1/17) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(大田圏域)、デング熱が1件(出雲圏域:輸入症例)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域(1.4)の患者報告数は増加し、流行開始の目安となるレベル(1.0)を超えました。 松江・雲南・益田圏域ではA型、大田・隠岐圏域ではB型、出雲圏域ではA型及びB型が各々医療機関で検出(迅速診断)されています。 うがい・手洗いの励行等感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から 冬季の食中毒注意報 が発表されています。★
県内全域(6.4)の患者報告数は第1週に比べやや増加しています。 大田圏域(9.0)、隠岐圏域(9.0)及び松江圏域(8.6)等各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.3)の患者報告数は過去5年間の同期と比較して多い状況が続いています。 松江圏域(3.9)、出雲圏域(2.8)及び雲南圏域(2.5)ほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○RSウイルス感染症 :県内全域(1.1)の患者報告数は第50週をピークに減少傾向ですが、出雲圏域(2.2)、雲南圏域(2.0)及び益田圏域(2.0)ほか、浜田・隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇咽頭結膜熱 :出雲圏域(2.4)、松江圏域(1.6)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.9)の患者報告数は9月以降増減を繰り返しながらも増加傾向を示しています。 益田圏域(3.3)で増加し注意報レベル(3.0)を超える流行となっているほか、大田圏域(2.0)、松江圏域(0.7)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があり注意が必要です。
○流行性角結膜炎 :学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告が続いています。手洗い等感染予防を心掛けましょう。
〇マイコプラズマ肺炎 :大田圏域(2.0)、松江圏域(1.0)及び雲南圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎(ロタ) :松江圏域(1.0)及び出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :第1週に東部でA2009型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でノロウイルスGUが多数検出されているほか、エンテリック・アデノウイルス、A群ロタウイルスも散発的に検出されています。
○肺・気管支炎 :12月の患者からはRSウイルスが多く検出されているほか、散発的にアデノウイルス1型、2型も検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス5型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這
A群溶連菌咽頭炎減少減少横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症減少減少横這 減少報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這× 増加報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
RSウイルス感染症発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター
アクセスカウンターアクセスカウンター