トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第53週 (12/28〜1/3) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :雲南圏域(1.3)、松江圏域(0.6)及び出雲圏域(0.1)で患者発生報告があります。雲南圏域及び 出雲圏域ではA型、松江圏域ではA型及びB型が各々医療機関で検出(迅速診断)されており、 今後の動向に注意が必要です。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(1.5)の患者報告数は第52週に比べ増加しています。特に、出雲圏域(4.0)で警報レベル(3.0)を超える流行となっているほか、松江圏域(1.4)、浜田圏域(0.7)、雲南圏域(0.5)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があり注意が必要です。
○RSウイルス感染症 :県内全域(1.6)の患者報告数は第50週をピークに減少していますが、益田圏域(3.0)、松江圏域(2.1)、出雲圏域(1.8)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.6)の患者報告数は第52週に比べ減少していますが、松江圏域(3.7)、出雲圏域(1.2)、雲南圏域(1.0)及び大田圏域(1.0)で患者発生報告が続いています。過去5年間の同期と比較して多い状況が続いており注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.8)の患者報告数は第52週に比べやや増加しています。 特に、大田圏域(3.5)及び益田圏域(2.3)で増加しているほか、浜田圏域(0.3)、松江圏域(0.3)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。9月以降増減を繰り返しながらも増加傾向を示しており注意が必要です。
○流行性角結膜炎 :松江圏域(1.0)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域を中心に患者発生報告が続いています。手洗い等感染予防を心掛けましょう。
〇無菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :東部の散発例から第45週にB型(山形系統)、第48週にA香港型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でノロウイルスGUが多数検出されているほか、東部でサポウイルス、エンテリック・アデノウイルス、中部でA群ロタウイルス、サポウイルスも散発的に検出されています。
○肺・気管支炎 :9月〜10月の患者検体からエンテロウイルス68型、RSウイルス、ライノウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :第48週に、西部でRSウイルスが検出されています。
○手足口病 :第47週に、中部でCA6が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 減少横這
咽頭結膜熱増加横這増加 横這報告なし×
RSウイルス感染症減少横這減少 急減横這×
A群溶連菌咽頭炎減少減少減少 減少横這×
流行性耳下腺炎横這横這横這 増加報告なし×
流行性角結膜炎横這横這横這× 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター
アクセスカウンターアクセスカウンター