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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第50週 (12/7〜12/13) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件(松江圏域2件、浜田圏域1件)、A型肝炎が1件(松江圏 域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :松江圏域(0.3)でA型(迅速診断キット)の患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。
○RSウイルス感染症 :県内全域(4.0)の患者報告数は西部を中心に増加しています。特に、益田圏域(9.0)及び浜田圏域(6.0)では定点当り5.0人を超える流行となっているほか、 各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.7)の患者報告数は第47週以降増加傾向が続いています。特に、松江圏域(7.7)で増加しているほか、浜田圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(1.3)の患者報告数は第48週以降増加傾向が続いています。特に、出雲圏域(3.0)では警報レベル(3.0)の流行となっているほか、 松江圏域(1.6)及び益田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.6)の患者報告数は第48週以降減少していますが、大田圏域(2.0)、松江圏域(1.1)、浜田圏域(0.3)及び出雲圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)で患者発生報告があります。学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告が続いているほか、隠岐圏域で患者発生報告があります。 手洗い等感染予防を心掛けましょう。
〇マイコプラズマ肺炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎(ロタ) :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :東部の散発例から第45週にB型(山形系統)、第48週にA香港型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でノロウイルスGUが多数検出されているほか、東部でサポウイルス、エンテリック・アデノウイルス、中部でA群ロタウイルス、サポウイルスも散発的に検出されています。
○肺・気管支炎 :エコーウイルス18型、エンテロウイルス68型、ライノウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :西部でRSウイルスが検出されました。
○手足口病 :中部でCA6が検出されました。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這減少減少 増加増加
RSウイルス感染症増加横這横這 急増横這
A群溶連菌咽頭炎増加増加横這 横這横這
咽頭結膜熱増加増加横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
流行性角結膜炎横這横這×横這 報告なし×報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
咽頭結膜熱発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
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