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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第32週 (8/3〜8/9) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 レジオネラ症が1件(出雲圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内全域(6.5)の患者報告数は第31週に比べ増加しており、4週連続で警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。 特に、隠岐圏域(26.0)で患者報告数が急増しているほか、出雲圏域(11.0)、松江圏域(6.1)、雲南圏域(5.5)で警報レベル(5.0)を超える流行が続いており、引き続き注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :県内全域(0.7)の患者報告数はほぼ横ばいです。4月中旬以降警報レベル(3.0)を超える流行が続いていた出雲圏域(2.2)では、第27週をピークに減少傾向ですが、警報解除レベル(1.0)を超える流行が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.7)の患者報告数は例年の同期と比較し多い状態が続いていますが、第30週以降ほぼ横ばいです。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.1)の患者報告数はほぼ横ばいです。
○伝染性紅斑 :松江圏域(0.4)、益田圏域(0.3)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :松江圏域(2.1)で患者報告数が増加傾向を示しているほか、雲南圏域(0.5)、出雲圏域(0.4)、浜田圏域(0.3)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇流行性角結膜炎 :松江圏域(1.0)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :東部・中部・西部でコクサッキーウイルスA16型が検出されています。
○伝染性紅斑 :東部・中部でヒトパルボウイルスB19型が検出されています。
○肺・気管支炎 :パラインフルエンザ1型、3型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1、G2が検出されています。
○熱性疾患 :ライノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病横這減少増加 横這増加
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這×
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ増加増加横這 横這横這×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
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