トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第29週 (7/13〜7/19) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(隠岐圏域)、レジオネラ症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内全域(6.4)の患者報告数は増加し、警報レベル(5.0)を超える流行となっています。特に、松江圏域(12.4)、大田圏域(8.0)及び出雲圏域(6.2)で警報レベルを超える流行となっているほか、雲南圏域(4.5)も患者報告数が増加しており、引き続き注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :県内全域(0.4)の患者報告数は減少しています。4月中旬以降警報レベル(3.0)を超える流行が続いていた出雲圏域(1.4)も患者報告数は減少しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.2)の患者報告数は例年の同期と比較し多い状態が続いていますが、減少傾向です。
○感染性胃腸炎 :県内全域(4.4)の患者報告数はほぼ横ばいです。雲南圏域(11.0)で定点当り10.0人を超える流行となっています。
○伝染性紅斑 :雲南圏域(1.0)、松江圏域(0.7)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :松江圏域(0.9)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇流行性角結膜炎 :松江圏域(5.0)で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(2.0)、出雲圏域(0.5)及び浜田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :東部・中部の患者からコクサッキーウイルスA16型が検出されています。
○伝染性紅斑 :中部でヒトパルボウイルスB19型が検出されました。
○肺・気管支炎 :東・中・西部でパラインフルエンザ3型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :東部、中部の患者からアデノウイルス1型及び5型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :アストロウイルス、A群ロタウイルス、ノロウイルスG1が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病増加増加増加 横這報告なし×
咽頭結膜熱減少横這減少 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 減少横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這横這× 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター
アクセスカウンターアクセスカウンター