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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第22週 (5/25〜5/31) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件(益田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内全域(2.3)の患者報告数は第21週に比べやや減少していますが、大田圏域(6.5)では増加し警報レベル(5.0)を超える流行となっています。また、松江圏域(2.7)及び益田圏域(2.0)で定点当り2.0人を超える流行となっており注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.8)の患者報告数は減少傾向ですが、例年の同期と比較し多い状態が続いています。益田圏域(5.0)で定点当り4.0人を超える流行となっています。
○咽頭結膜熱 :県内全域(1.3)の患者報告数はほぼ横ばいですが、出雲圏域(3.6)では警報レベル(3.0)を超える流行となっており注意が必要です。
○感染性胃腸炎 :県内全域(7.2)の患者報告数は第21週に比べやや増加傾向です。松江圏域(9.9)、大田圏域(9.0)、雲南圏域(8.0)、出雲圏域(7.2)及び益田圏域定点(6.3)では患者報告数が定点当り5.0人を超える流行となっています。また、益田圏域の基幹病院定点から、ロタウイルスによる患者発生報告が10件あり増加傾向です。手洗いの励行をし、食品の取り扱いに注意しましょう。
○流行性耳下腺炎 :浜田圏域(0.3)、出雲圏域(0.2)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○伝染性紅斑 :出雲圏域(0.4)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :浜田圏域の患者からはコクサッキーウイルスA16型が、松江・雲南・出雲圏域の患者からはコクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型、2型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1、エンテリックアデノウイルスが検出されています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、エコーウイルス3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病横這減少横這 横這横這
A群溶連菌咽頭炎減少減少減少 横這報告なし×
咽頭結膜熱増加横這横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 増加報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這横這×
伝染性紅斑横這横這横這 横這×報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
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