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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第15週 (4/6〜4/12) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件[2](松江圏域1件、出雲圏域3件[2]、益田圏域1件)、腸 管出血性大腸菌感染症(O157)が1件(松江圏域)、つつが虫病が1件( 出雲圏域)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症が2件(出雲圏域1件、益 田圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者報告数(2.1)は減少傾向ですが、松江圏域(4.8)、隠岐圏域(2.5)及び大田圏域(2.0)では定点当り1.0人を超える流行が続いています。B型の患者発生があり、今後B型患者の増加が考えられますので、引き続き手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(2.5)は減少傾向ですが、松江圏域(3.7)、雲南圏域(3.5)及び大田圏域(3.0)では定点当り3.0人を超える流行が続いています。
○手足口病 :県内全域の患者報告数(3.9)は増加傾向で、例年の同期と比較して多い状態が続いています。特に、松江圏域(7.9)では警報レベル(5.0)を超えており、益田圏域(4.7)、雲南圏域(4.0)及び出雲圏域(2.4)でも患者報告数が2.0人を超える流行となっています。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(6.7)は増加傾向です。大田圏域(10.5)、出雲圏域(9.2)、松江圏域(7.1)、益田圏域(7.0)及び雲南圏域(6.5)では患者報告数が5.0人を超える流行となっています。また、益田圏域の基幹定点からロタウイルスの患者報告が7件あり、流行が続いてい ます。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○流行性耳下腺炎 :隠岐圏域(1.0)、出雲圏域(0.8)、松江圏(0.5)、大田圏域(0.5)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。 
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :患者減少に伴い、検出株数も減少しています。A香港型、B型が検出されており、B型の割合が多くなっています。
○手足口病 :松江及び出雲圏域の患者からコクサッキーウイルスA6型が検出されていますが、松江圏域で第9週にコクサッキーウイルスA16型も検出されました。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2が検出されています。
○肺・気管支炎 :3月以降、ヒトメタニューモウイルスが増加しています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這
A群溶連菌咽頭炎減少減少減少 減少横這×
手足口病増加増加横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這増加 横這横這×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這横這
RSウイルス感染症横這横這×横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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