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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第12週 (3/16〜3/22) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
※保健所受理日により集計しています。全国週報とは異なる場合があります。
 結核が2件[1](松江圏域1件、出雲圏域1件[1])報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :★インフルエンザ流行注意報を発表中です。★
県内全域の患者報告数(4.8)は第10週まで減少傾向でしたが、第11週から増加傾向です。雲南圏域(8.0)、大田圏域(7.0)及び松江圏域(6.7)で定点当り5.0人を超える流行が続いています。B型の患者発生があり、今後B型患者の増加が考えられますので、引き続き手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(5.2)は増加傾向です。雲南圏域(15.5)及び松江圏域(8.6)では警報レベル(8.0)を超える流行となっています。
○手足口病 :県内全域の患者報告数(1.8)は増加傾向で、例年の同時期と比べ、多い状態となっています。出雲圏域(3.0)、松江圏域(2.9)及び益田圏域(2.0)で患者報告数が多い状態が続いています。
○感染性胃腸炎 :★冬季の食中毒注意報を発表中です。★
県内全域の患者報告数(5.2)はやや減少傾向です。大田圏域(9.5)、益田圏域(6.7)、出雲圏域(5.6)及び松江圏域(5.1)で定点当り5.0人を超える流行となっています。また、益田圏域の基幹定点からロタウイルスの患者報告が7件あり、増加しています。手洗いの励行をし、食品の取り扱いに注意しましょう。
○流行性耳下腺炎 :隠岐圏域(3.0)で注意報レベル(3.0)の流行となっています。また、浜田圏域(1.0)、松江圏域(0.4)及び出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :検出株はほとんどA香港型ですが、第6週に益田圏域でB型が検出されています。
○手足口病 :松江圏域及び出雲圏域の患者からコクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2が主に検出されていますが、A群ロタウイルス、サポウイルス、ノロウイルスG1、エコーウイルス25型も検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這
A群溶連菌咽頭炎増加横這増加 横這横這
手足口病横這増加横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這横這
RSウイルス感染症横這横這×横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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