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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第4週 (1/19〜1/25) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
※保健所受理日により集計しています。全国週報とは異なる場合があります。
 結核が1件(松江圏域)、後天性免疫不全症候群が1件[1](出雲圏域) 、水痘(入院例に限る)が1件(益田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています。★
県内全域の患者報告数(43.8)は警報レベル(30.0)を超え、非常に多い状態が続いています。 雲南圏域(65.7)、松江圏域(52.8)、大田圏域(39.7)、浜田圏域(39.0)、出雲圏域(38.7)、 益田圏域(35.0)の6圏域で警報レベル(30.0)を超えており、隠岐圏域(24.5)では注意報レベ ル(10.0)を超える流行となっています。 手洗いや咳エチケットを心掛け、感染予防及び感染拡大防止に努めましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(5.5)は増加傾向です。大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者 発生報告があります。松江圏域(14.3)で警報レベル(8.0)を超える流行となっています。
○感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から食中毒注意報が発表されています。★
県内全域の患者報告数(7.5)は2015年第1週からほぼ横ばいです。松江圏域(10.4)、出雲圏 域(10.2)で定点当り10.0人を超える流行となっています。
○流行性耳下腺炎 :雲南圏域及び大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、隠岐圏域(5.0)では注意報レベ ル(3.0)を超える流行となっています。
○RSウイルス感染症 :県内全域の患者報告数(1.0)は第3週まで減少傾向でしたが、第4週は増加しています。益田 圏域(4.3)で患者報告数が多くなっています。また、出雲圏域(1.4)及び浜田圏域(1.0)で定 点当り1.0人を超える流行となっています。
○手足口病 :県内全域の患者報告数(0.5)は増加傾向です。大田圏域(1.5)及び出雲圏域(1.4)で定点当り 1.0人を超える流行となっています。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :東部・中部・西部でA香港型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2が多数検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルス、ボカウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :コクサッキーウイルスB1型、ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ急増増加急増 急増増加
A群溶連菌咽頭炎増加急増横這 減少横這×
感染性胃腸炎横這横這横這 減少横這
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這横這
RSウイルス感染症横這減少×横這 増加報告なし×
手足口病横這横這横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
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推移グラフ一覧
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