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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第25週 (6/16〜6/22) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件[2](松江圏域3件[2]、出雲圏域1件)、クロイツフェルト・ ヤコブ病が1件(松江圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域 )報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :松江圏域(1.3)、出雲圏域(0.8)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(9.4)は5月中旬からほぼ横ばいとなっています。隠岐圏域を除 く各圏域で患者発生報告があります。松江圏域(18.3)、雲南圏域(10.0)及び大田圏域 (10.0)では定点当り10人以上の流行となっています。
○咽頭結膜熱 :松江圏域(1.4)、出雲圏域(0.6)及び益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○ヘルパンギーナ :県内全域の患者報告数(2.0)は増加しています。出雲圏域(4.4)、松江圏域(2.1)及び 雲南圏域(2.0)で患者報告数が増加しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :患者報告数は、第23週(5.0)をピークに、第24週(2.7)には減少しましたが、第26週(4.0) になり再び増加しています。松江圏域(6.0)、益田圏域(6.0)及び出雲圏域(4.2)で患 者報告数が多い状態が続いており、注意が必要です。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルス、ノロウイルスG1型、G2型、エンテリックアデノウイルスなどが検 出されており、5月以降、ノロウイルスの検出が増加しています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型、2型、3型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :東部でコクサッキーウイルスA4型、A10型が、中部でコクサッキーウイルスA4型が検 出されています。
○肺・気管支炎 :ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス1型、3型、ヒトボカウイルスが検出さ れています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病横這横這横這 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
咽頭結膜熱横這横這減少 横這
ヘルパンギーナ増加増加増加 横這
A群溶連菌咽頭炎減少減少減少 横這
水痘横這増加横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
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