トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2012年 第24週 (6/11〜6/17) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が6件[2](松江圏域1件、雲南圏域1件、出雲圏域2件[1]、浜 田圏域1件[1]、益田圏域1件)、つつが虫病が1件(雲南圏域)、日本 紅斑熱が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :松江圏域で患者報告が多くなっています。県内全域でも増減を繰り返しながら、徐々に 増加しています。
○ヘルパンギーナ :西部では引き続き流行し、東部・中部でも増加しつつあります。初夏に流行する感染症 ですので動向に注意してください。
○A群溶連菌咽頭炎 :出雲圏域で報告患者数が増加傾向です。他の地域も報告患者数が多い状態です。
○水痘 :県内全域の報告患者数は横ばいです。
○感染性胃腸炎 :県内全域で報告患者数が多い状態が続いていますが、第21週以降、漸減傾向です。
○伝染性紅斑 :益田圏域では報告患者数が多い状態が続いています。
○マイコプラズマ肺炎  :浜田圏域で報告患者数が増加しました。
3)主な病原体の分離状況等
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB5型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2型、腸管アデノウイルス、A群ロタウイルス、アストロウイルス、サポウイルス が検出されています。
○熱性疾患 :コクサッキーウイルスB5型、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス2型、ライノウイルス、 ヒトボカウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 増加 横這 横這 増加
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 増加 横這
感染性胃腸炎 減少 横這 減少 減少
水痘 横這 横這 横這 横這
マイコプラズマ肺炎 増加 報告なし × 横這 × 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ マイコプラズマ肺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧

島根県感染症情報センター カウンター