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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2010年 第52週 (12/27〜1/2) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が9件(松江圏域8件、出雲圏域1件)、後天性免疫不全 症候群が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :隠岐圏域では未だ流行が起こっていませんが、松江及び出雲圏域で流行が拡大して います。患者からはA香港型(AH3)及び新型インフルエンザ(AH1pdm)ウイルスが 検出され、B型(医療機関での簡易キット)も出雲及び浜田圏域から報告されています。 第52週の報告患者で、20代30代が全体の3分の2を占めています。
○流行性耳下腺炎 :報告患者数の増減を繰り返しながら、県内全域で流行しています。また、東部の流 行は引き続き警報レベルです。
○感染性胃腸炎 :報告数は減少しましたが、年末年始の影響と予想されます。患者から冬季に流行す るノロウイルスが検出されていますので、今後の動向に注意して下さい。
○RSウイルス感染症 :流行期となり報告患者数が急激に増加しています。今後の動向に注意してください。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型(AH3)、新型インフルエンザ(AH1pdm)が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2型が検出されています。
○上気道炎 :RSウイルスが検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 減少 減少 横這 減少
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
RSウイルス感染症 増加 増加 増加 急増
流行性耳下腺炎 横這 減少 減少 増加
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
RSウイルス感染症発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
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