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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2010年 第15週 (4/12〜4/18) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(松江圏域1件、大田圏域1件)、クロイツフェル ト・ヤコブ病が1件(浜田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :ピーク時と比較し患者報告数は半減しましたが、依然県内全域で流行しています。 ノロウイルスによる流行が小規模となり、A群ロタウイルスが主流となる流行に変わっ てきています。年齢別では、1〜4歳が急増(特に東部)しています。
○水痘 :患者報告数の増減を繰り返しながら、小規模な流行が長期間続いています。
○手足口病 :第15週までの患者報告数は少数ですが、例年の傾向から今後流行は拡大すると予想 されます。原因ウイルスとして、経過中に中枢神経系疾患を併発し、重症化の報告の あるエンテロウイルス71型が分離されており注意が必要です。
○ヘルパンギーナ :例年より早く流行が始まりましたが第15週までの流行は小規模です。例年の傾向か ら今後、流行期を迎えると予想されます。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :ノロウイルス(G2型)、A群ロタウイルス、腸管アデノウイルスが検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA5型及びエンテロウイルス71型が分離されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA5型が分離されています。
○気管支炎 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 増加 横這 横這
水痘 横這 増加 横這 減少
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 増加
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 × 横這 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
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