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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第29週 (7/14〜7/20) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(出雲圏域1件、益田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染症が1件(大田 圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :ウイルス性の感染性胃腸炎がほぼ終息したことで小規模な流行となっていますが、 今後は細菌性の流行が長期間続きますので、手洗い、食品の加熱等の予防に心掛けて ください。
○ヘルパンギーナ :東部を中心に患者報告数が徐々に増加してきています。今後、県内全域に拡大しま すので動向に注意してください。
○手足口病 :患者報告は松江圏域、雲南圏域からもありますが、今週は益田圏域からの報告が増 加しました。
○水痘 :県内全域で少数の患者報告が続いています。今後も小規模な流行が長期間続きますの で予防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部の報告患者数が減少したことで、県内全域の流行規模は更に縮小しました。
○咽頭結膜熱 :大きな規模の流行は起こっていませんが、患者の増減を繰り返しながら小規模な流 行が長期間続いています。
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○無菌性髄膜炎:出雲圏域で小規模な流行が起こっています。
○マイコプラズマ肺炎:
雲南圏域で小規模な流行が起こっています。
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3)主な病原体の分離状況等
 ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA2型、手足口病からコクサッキーウイルスA16型、咽頭炎から コクサッキ−ウイルスB5型、発熱疾患からコクサッキ−ウイルスB3型とB5型及びエコーウイルス18型、咽頭 結膜熱からエコーウイルス18型、無菌性髄膜炎からエコーウイルス18型とコクサッキーウイルスB3型が分離 されています。感染性胃腸炎からはコクサッキ−ウイルスB3型とB5型及び腸管アデノウイルスが検出されて います。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 増加
水痘 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 横這 減少 横這 ×
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
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