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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第19週 (5/5〜5/11) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :長期間続いたA群ロタウイルスによる流行が終息しつつあるようですが、今後も細 菌性、ウイルス性による流行が年間を通して起こりますので、手洗い、食品の加熱等 の予防に心掛けてください。
○水痘 :東・中部で報告患者数が増加してきています。今後流行期となりますので予防に心 掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :依然、小規模な流行が長期間続いています。
○手足口病 :報告患者数は数名ですが、隣県の鳥取県や九州の一部の県で流行していますので今 後の動向に注意してください。
○咽頭結膜熱 :今後、流行期となり流行は拡大しますので手洗い、うがいなどの感染予防を心掛け てください。
○ヘルパンギーナ :県内の報告患者数は少数ですが、今後、県内全域で流行が拡大すると予測されます ので動向に注意してください。
3)主な病原体の分離状況等
 ヘルパンギーナからエコー18型とコクサッキーA2型、手足口病からコクサッキーA16型、咽頭結膜熱から アデノウイルス2型が、インフルエンザからB型、AH3型(A香港型)が、発熱症状の患者からエコー18型が 分離されています。感染性胃腸炎からは、A群ロタウイルス、ノロウイルスGIIが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 減少 減少 横這 減少
水痘 増加 増加 増加 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這 ×
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
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