トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
動向調査トップカレンダー疾患別感染症 週報グラフ一覧
前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第16週 (4/16〜4/22) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が1件(大田圏域)報告されています。
 ※感染症法が改正され、結核が2類感染症に指定されました。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域で患者報告数は激減しましたが、いましばらくは感染予防に注意してください。
○感染性胃腸炎 :先週に引き続き東部で患者報告数が増加し、主にA群ロタウイルス、アストロウイルスが 検出されています。
○咽頭結膜熱 :松江・出雲圏域で小規模な流行が続いています。今後夏に向かい流行が全県に拡大すると 思われますので動向を見守る必要があります。
○水痘 :県内全域で小規模な流行が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :ピーク時と比較して1/2の患者報告数となりましたが、依然県内全域で流行が続いています。
○流行性耳下腺炎 :県内全域で約1年間続いた大きな規模の流行は減少しつつあります。
○麻しん :出雲圏域で1名の小児の麻しん患者の報告がありました(届出は17週)。現在、麻しんは関 東地区で流行していますのでワクチン未接種の方は旅行時に注意してください。
※麻しんは、4月1日から「島根県における麻しんのまん延予防対策のための指針」に基づき 全数の患者把握を行い、流行防止対策を行っています。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザから主にA香港型が分離され、B型、Aソ連型も分離されています。咽頭結膜熱からアデノウイ ルス1、2、5型が分離され、感染性胃腸炎からA群ロタウイルス、腸管アデノウイルス、アストロウイルス、ノロ ウイルス(GII)が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 減少 減少 減少 横這
咽頭結膜熱 増加 増加 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
感染性胃腸炎 増加 増加 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
インフルエンザ流行情報
流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター