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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第8週 (2/19〜2/25) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 梅毒が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域でA香港型とB型ウイルスが流行しています。今週は東部・中部地域で患者報告 数が増加し、また、主に東部地域の学校で閉鎖措置がありました。今後も流行が続きますの で予防に気をつける必要があります。
○水痘 :県内全域で流行が続いており、今週は益田圏域で患者報告数が急増しました。今後も流行 しますので注意する必要があります。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスによる流行の規模は縮小しましたが、A群ロタウイルスによる胃腸炎の流行 が始まっていますので、手洗等の感染予防対策を行ってください。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域で増減を繰り返しながら最大規模の流行が続いています。今後も流行が続くと思 われますので手洗、うがい等の感染予防に気をつけてください。
○RSウイルス感染症 :患者報告数は激減し散発的な報告となりました。しかし、今年の流行は例年と比較して規 模が大きかったことから今後も動向を見守る必要があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域の患者報告数は徐々に減少していますが、今後も流行しますので注意する必要が あります。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザからA香港型とB型ウイルスが分離されています。感染性胃腸炎ではノロウイルス(GT、GII)、 A群ロタウイルス、腸管アデノウイルス、アデノウイルス2型が検出及び分離され、咽頭結膜熱からアデノウイル ス1型と5型が、手足口病からエンテロウイルス71型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 増加 増加 増加 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 横這 減少 横這
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 増加
RSウイルス感染症 減少 減少 横這 減少
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
インフルエンザ流行情報
流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター