トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
動向調査トップカレンダー疾患別感染症 週報グラフ一覧
前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第51週 (12/18〜12/24) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :この数週間の患者報告数は全県で減少していますが、依然県内全域で流行しています。今 後も継続して流行しますので、手洗等の感染予防対策を行ってください。
○インフルエンザ :今週の患者報告はありませんでしたが、今後流行しますので予防等に気を付けましょう。
○RSウイルス感染症 :今週は松江、出雲、益田医療圏域から報告があり、徐々に流行し始めています。
○A群溶連菌咽頭炎 :過去10年間で最も大きな流行となっています。手洗、うがい等の感染予防に気をつけてく ださい。
○手足口病 :隠岐を除く全県で、4歳以下の小児を対象に小流行が続いています。
○水痘 :全県で主に4歳以下の小児を対象に流行しています。今後も流行が続きますので注意する 必要があります。
○流行性耳下腺炎 :ほぼ1年間、全国の中でも大きな規模の流行が県内全域で継続して起こっています。
3)主な病原体の分離状況等
 感染性胃腸炎患者からはノロウイルス(GII)、腸管アデノウイルスが検出され、全県でノロウイルスによる集団 感染が多発しています。また、手足口病、無菌性髄膜炎、発疹症からエンテロウイルス71型が、咽頭結膜熱から アデノウイルス2型、3型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 × 報告なし × 横這 × 報告なし ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 増加 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 減少 横這
水痘 増加 増加 増加 横這
手足口病 増加 横這 増加 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター