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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第35週 (8/28〜9/3) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :今週は東部で患者報告数が増加し、全県的にも増加傾向にありますが、9月から10月は患 者発生の少ないシーズンになりますので、大きな流行にはならないと思われます。
○手足口病 :先週から患者報告が大田圏域で急増し、今週は全域で増加傾向にあります。今後の動向に 注意する必要があります。
○ヘルパンギーナ :7月をピークに流行していましたが、ほぼ終息しつつあります。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行でしたが、ほぼ終息しました。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が続いています。東部では減少傾向にありますが、 他地区では流行が続いています。
○無菌性髄膜炎 :今週は患者報告はありませんでしたが、ここ数週間中部地区で10歳以下の小児患者の報告 が続いていましたので、今後の動向を見守る必要があります。
3)主な病原体の分離状況等
 無菌性髄膜炎からはコクサッキーA4型、エコー18型ウイルスが、ヘルパンギーナからはコクサッキーA4型が、、 咽頭結膜熱からはアデノウイルス3型が、感染性胃腸炎からは腸管アデノウイルスが分離されています。また、カ ンピロバクターによる集団食中毒が出雲保健所管内で発生しました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 増加 増加 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 減少 横這
手足口病 増加 横這 横這 増加
伝染性紅斑 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 減少 横這 横這
無菌性髄膜炎 横這 × 報告なし × 横這 × 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 無菌性髄膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター