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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第27週 (7/3〜7/9) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :全国と比較し規模の大きな流行が昨年から続いています。ここ数週間の患者報告数は減少 していますが、この疾患は夏季に流行しやすいので今後も注意する必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :報告数が減少に転じる季節ですが、依然大きな流行が県内全域で続いています。
○手足口病 :主に夏季に流行する疾患ですが、現在県内では目立った流行はしていません。
○ヘルパンギーナ :全国で流行しています。県内では松江・出雲圏域を中心に主に4歳以下の小児で急増し、 流行のピークとなっています。
○水痘 :初夏の流行期も峠を越え、今後減少していくと思われます。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行が全県で続いていましたが、減少傾向がみられます。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が全県で続いています。
3)主な病原体の分離状況等
 発疹症から、コクサッキーA9型ウイルスが主に分離されているほか、エコー16型、コクサッキーA4型ウイルス が分離されています。 また、ヘルパンギーナからコクサッキーA5型、コクサッキーA4型ウイルスが分離されて います。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 減少 減少 減少 減少
A群溶連菌咽頭炎 横這 増加 横這 横這
ヘルパンギーナ 増加 増加 増加 横這
水痘 減少 減少 横這 横這
伝染性紅斑 減少 減少 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 減少 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター