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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第1週 (1/2〜1/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域で報告数が増加し流行期に入りました。患者は東部より西部の方が多く、また小児 より成人が多く報告されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域で流行が続いていますが、年末のピーク時と比較して患者報告数は半減しました。 12月〜1月はノロウイルスによる胃腸炎が流行しますので手洗い等の予防が必要です。
○水痘 :全国で流行し、県内でも全域で流行しています。今週は松江、益田圏域の患者報告数が多く なっています。
○咽頭結膜熱 :先週に引き続き出雲圏域で流行し、浜田圏域でも小流行しています。
○伝染性紅斑 :松江圏域で小流行が続いています。全国的に島根県が最も多い報告数となっています。
○流行性耳下腺炎 :松江圏域の患者報告数の増加が続いているほか、出雲圏域で増加しています。
3)主な病原体の分離状況等
 感染性胃腸炎からはノロウイルスG2型が継続して検出されています。インフルエンザはまだ大規模な流行はあり ませんが、他県では患者からA香港型とAソ連型と少数のB型が検出されています。今後流行しますので体調を整 え予防に気をつけましょう。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 増加
感染性胃腸炎 減少 減少 減少 減少
咽頭結膜熱 横這 横這 減少 横這
水 痘 増加 増加 横這 横這
伝染性紅斑 増加 増加 減少 横這 ×
流行性耳下腺炎 増加 増加 増加 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター