メニューをスキップして48週の感染症情報へ 保環研動向調査トップカレンダー疾患別2005年第48週(12月第1週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2005年 第48週 (11/28〜12/4)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)リンク⇒IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 レジオネラ症が1件(大田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :松江、益田圏域で各々1名の患者報告がありました。今後の流行にそなえ予防に心掛ける必 要があります。
○感染性胃腸炎 :患者報告数もこの数週間増加しており、県内全域で流行しています。冬季に流行し、乳幼児 や小児が感染することが多い疾患ですので注意が必要です。
○水痘 :県内全域で流行し始め、特に東部の報告数が多くなってきています。冬季から春にかけて流 行する疾患ですので注意しましょう。
○手足口病 :報告数は減少しましたが、松江圏域の小流行が依然続いています。
○伝染性紅斑 :東部、中部、隠岐で患者報告数が増加しています。流行年に当たっているため動向に注意し ましょう。
○流行性耳下腺炎 :この疾患は増減を繰り返しながら約30週間の小流行が続いています。今週は出雲圏域で増加 が見られています。
3)主な病原体の分離状況等
 ノロウイルス(G2)による散発及び集団の感染性胃腸炎患者報告数が増加しています。インフルエンザはまだ大規 模な流行はしていませんが、他県では患者からA香港型が検出されています。今後流行しますので体調を整え予防 に気をつけましょう。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 × 横這
感染性胃腸炎 増加 増加 増加 増加
水 痘 増加 増加 増加 横這
手足口病 横這 横這 横這 × 横這
伝染性紅斑 増加 横這 増加 横這
流行性耳下腺炎 増加 横這 増加 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 水
手足口病発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧