保環研動向調査トップトピックス疾患別カレンダー2005年第33週(8月第3週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2005年 第33週 (8/15〜8/21)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)リンク⇒IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ :全国の流行はピーク時の1/3にまで減少しました。島根県でも減少傾向にありますが、西部 では小流行が続き、隠岐では3例報告されました。
○手足口病 :県内の流行はピーク時の半数にまで減少しましたが、依然小規模な流行が続いています。
○咽頭結膜熱 :東部・中部の流行は終息しつつありますが、西部の報告数は先週に引き続き増加しています。
○流行性耳下腺炎 :西部を中心に患者報告が続き、流行期が続いています。
○流行性角結膜炎 :西部で流行していましたが、終息しつつあります。
3)主な病原体の分離状況
 県内の散発下痢症患者からカンピロバクター、サルモネラ(主にS.Enteritidis)が検出されていますので、手洗 いに加えて、食品の温度管理など食中毒予防に心がけて下さい。
 無菌性髄膜炎からはエコー6型ウイルス、手足口病からはコクサッキーA16型ウイルスが分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 増加 横這 横這 増加
感染性胃腸炎 横這 減少 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 減少 減少 横這
手足口病 減少 減少 横這 減少
流行性耳下腺炎 横這 減少 横這 横這
流行性角結膜炎 減少 横這 × 横這 × 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧