保環研動向調査トップトピックス疾患別カレンダー2005年第18週(5月第1週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2005年 第18週 (5/2〜5/8)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)リンク⇒IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :4月終わりからA香港型が再流行しましたが、連休に入り、先週のほぼ1/3にまで減少してき ました。連休が明けて再び学校の授業が始まったことから今後の流行状況を見守る必要があり ます。
○感染性胃腸炎 :全県で124名の報告がありました。ロタウイルスによると思われる患者の報告は東部では減 少傾向にはあります。中部と西部圏域では減少傾向です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内の流行状況は横ばい状況です。患者数は増減の繰り返し状態が長期間続いていますの で、今後の流行状況を見守る必要があります。
○水痘 :3月以降少しずつ患者数が増加し、今週は益田圏域の患者数に増加の傾向が伺えます。
3)主な病原体の分離状況
 県内のインフルエンザ患者から分離されるウイルスのうちB型は減少し、13週以降はA香港型が主に分離され、 集団発生事例でもA型が確認されています。感染性胃腸炎の患者からはノロウイルスの検出は減少し、A群ロタウイ ルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 横這 横這
水 痘 増加 横這 横這 増加
手足口病 横這 横這 横這 × 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 報告なし × 横這
インフルエンザ流行情報

流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧