保環研動向調査トップケイタイカレンダー2004年第47週(11月第3週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2004年 第47週 (11/15〜11/21)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が3件(松江圏域O157:1件、雲南圏域O26:1件、 益田圏域O157:1件) 報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :インフルエンザ予防の基本は予防接種です。予防接種を受けましょう。
○感染性胃腸炎 :冬期はウイルス性胃腸炎の流行シーズンです。手洗いをしっかりとすることが、感染予防 の基本です。感染に注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :雲南圏域の報告は先週より減少しましたが、依然として多い報告が続いています。
○手足口病 :東部・中部の流行はピークを越え減少してきましたが、全県的に患者数の多い状態が続い ています。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域の報告も減少し、終息しつつあります。
○水痘 :冬の流行シーズンに向けて、東西部で報告数の増加がみられます。
3)主な病原体の分離状況
 手足口病からはコクサッキーA16型ウイルスが主に分離されています。無菌性髄膜炎からはエコー18型が分離 されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 × 報告なし ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 × 横這 横這
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 増加 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 × 横這 × 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧