今週の報告はありませんでした。

○咽頭結膜熱 ：全県で減少傾向にありますが、夏に流行する疾患ですので注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 ：全県で報告が続いています。
○感染性胃腸炎 ：夏にかけて、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、大腸菌などの食中毒原因菌 による細菌性下痢症が増加します。食品の保存温度に注意しましょう。
○流行性耳下腺炎 ：益田圏域での流行が続いている他、浜田圏域でも増加傾向です。
○伝染性紅斑 ：患者数は横這いで、大きな流行にはなっていません。
○ヘルパンギーナ ：全県で報告が急増しています。７月中旬をピークに流行しますので、注意してください。
○手足口病 ：現在のところ、流行はみられませんが、今後の動向に注意しましょう。

　咽頭結膜熱からは、アデノウイルス3型をはじめ、1型、2型が分離されています。細菌性胃腸炎の流行期に入り、 カンピロバクター・ジェジュニによる下痢症が多く見られています。