保環研動向調査トップケイタイカレンダー2004年第11週(3月第2週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2004年 第11週 (3/8〜3/14)
県内情報(概況)定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)
県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :隠岐圏域で前週(定点当り報告数14.0人)より今週は17.0人に増加していますが、他の圏域で はいずれも減少(2.0〜15.0人→1.2〜4.8人)しています。
○咽頭結膜熱 :出雲・益田圏域で報告がみられていますが、松江圏域での発生はなくなりました。
○A群溶連菌咽頭炎 :大きな発生には至っていませんが、広範な地域から報告されています。
○感染性胃腸炎 :県全体では増減を繰り返しており、出雲・雲南圏域で増加傾向に、他の地域では横這い 状態です。罹患年齢は1歳から9歳まで幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。 十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :全体では多発期のピークは過ぎたようですが、増減を繰り返しています。
○流行性耳下腺炎 :松江・浜田・益田圏域から報告があります。
3)主な病原体の分離状況
 インフルエンザは県下東・中・西部の病原体検査定点からA香港型(AH3)ウイルスが分離されています。第8週に B型インフルエンザが東部で1名から分離されていますが、その後、西部でB型が迅速キットで検出されており、 今後の動きが注目されます。 (詳細はホームページに掲載していますので、ご覧下さい)(詳細はホームページに掲載していますので、ご覧下さい)
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 減少 減少 減少 減少
感染性胃腸炎 横這 横這 増加 横這
伝染性紅斑 横這 × 横這 × 報告なし × 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 増加 減少 増加
水痘 減少 横這 減少 減少
流行性耳下腺炎 横這 増加 横這 横這
インフルエンザ流行情報

流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧