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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第30週 (7/22〜7/28)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    今週は報告がありませんでした。
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成13年122324656-94
平成14年-963    18
2)定点報告4類感染症
   ○感染性胃腸炎 :減少に向かっていましたが、松江・出雲・大田・浜田圏域で再び増加しています。
○流行性耳下腺炎 :東・中部の中でも雲南圏域での発生が多くみられています。
○手足口病 :減少してきたものの、東・中部での患者報告が多くみられています。
○水 痘 :散発的な発生が続いています。
○ヘルパンギーナ :例年に比べると小さな患者発生で推移しています。
○無菌性髄膜炎 :基幹病院定点からは3例の報告に過ぎませんが、小児科病原体定点から提出される検体  数からみると、小流行がうかがわれます。
3)主な病原体の分離状況
    県下全域で無菌性髄膜炎、上気道炎、発疹症からエコー13型ウイルスが分離され、流行しています。さらに、 無菌性髄膜炎の原因となるエコー30型ウイルスも分離されるようになってなっています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
水 痘 Y0 Y0 Y0 Y0
手足口病 Y0 U1 Y0 Y0
ヘルパンギーナ Y0 Y0 Y0 Y0
伝染性紅斑 D1 D1 D1 × D1
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 U1 Y0
流行性角結膜炎 Y0 Y0 × N0 × Y0
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧