トップページカレンダー |2002年第29週(7月第3週) |グラフ一覧
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第29週 (7/15〜7/21)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症が2件(雲南2件:O157)
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成13年122324656-94
平成14年-963    18
2)定点報告4類感染症
   ○感染性胃腸炎 :出雲・大田圏域で依然として多く見られていますが、他の圏域では減少に向かっています。
○流行性耳下腺炎 :出雲・雲南圏域からの報告が多くみられます。
○手足口病 :患者数は減少し流行は終息に向かっています。
○水 痘 :東部の患者数も減少し、全県的に散発的な発生となっています。
○ヘルパンギーナ :報告数は減少傾向にありますが、原因ウイルスが入れ替わると、今後も再び増加する可 能性があります。
3)主な病原体の分離状況
    無菌性髄膜炎からエコー13型が多く分離され、流行しています。エコー13型ウイルスは、無菌性髄膜炎以外 に上気道炎、発疹症から分離されています。今後さらに大きな流行になる可能性があり、発生動向に注意が必 要です。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
水 痘 D1 D1 D1 Y0
手足口病 Y0 Y0 Y0 Y0
ヘルパンギーナ Y0 Y0 Y0 Y0
伝染性紅斑 D1 Y0 Y0 D1
流行性耳下腺炎 Y0 D1 U1 D1 ×
マイコプラズマ肺炎 Y0 Y0 × Y0 N0 ×
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧