トップページカレンダー |2002年第21週(5月第4週) |グラフ一覧

島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第21週 (5/20〜5/26)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
      腸管出血性大腸菌O26が松江圏域から2件報告されています。 また、急性ウイルス性肝炎(A型)が出雲圏域から1件報告されています。
2)定点報告4類感染症
     ○インフルエンザ :終息に向かっていますが、なお散発的な発生が続いています。
○感染性胃腸炎 :低年齢の幼児を中心に多い状態が続いています。
○水 痘 :松江・出雲圏域を中心に患者報告が多く、増加しています。
○手足口病 :東中部の多発に加え、西部でも増加傾向にあります。
○流行性耳下腺炎 :雲南圏域で患者数が増加し、流行しています。
○伝染性紅斑 :今年は流行年にあたり、各地で増加しています。
○ヘルパンギーナ :夏期に増加する疾患ですが、各地区から患者が報告されるようになってきました。
3)主な病原体の分離状況
      ヘルパンギーナからコクサッキーA16型ウイルスが分離されています。また、手足口病からコクサッキーA16型ウ イルスが、感染性胃腸炎からは引き続きロタウイルスが検出されています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ Y0 Y0 × Y0 Y0
感染性胃腸炎 D1 D1 Y0 Y0
水 痘 Y0 Y0 U1 Y0
手足口病 U1 U1 U1 U1
伝染性紅斑 U1 D1 U1 Y0
流行性耳下腺炎 U1 Y0 U1 Y0
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧