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島根県感染症情報(週報) 第16週(4/15〜4/21)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第15週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢5例(推定感染地:国内1例、インド2例、インド・ネパール1例、不明1例)、腸チフス1例 (推定感染地:インド)、パラチフス2例(推定感染地:インドネシア、タイ・カンボジア各1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症12例(うち有症者9例)
4類感染症: アメーバ赤痢5例、オウム病1例、クロイツフェルト・ヤコブ病3例(孤発性2例、家族性1例)、劇症型溶 血性レンサ球菌感染症2例、ジアルジア症3例(推定感染地:国内2例、インド1例)、ツツガムシ病3例、レジオネ ラ症1例、
急性ウイルス性肝炎12例{A型10例(推定感染地は全て国内。このうち4例は山形県からの報告。)、B型2例(感 染経路:性的接触1例、不明1例)}、
後天性免疫不全症候群14例{AIDS6例、無症候性キャリア8例、感染経路:性的接触13例(異性間7例、同性間 5例、異性/同性間1例)、不明1例}、梅毒4例(晩期顕症1例、無症候3例)、マラリア1例(三日熱マラリア1例 推 定感染地:タイ)
2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザの定点当たり報告数は1を切り、ほとんどの地域で流行はほぼ終息したと考えられる。感染性胃 腸炎は鳥取県、宮崎県、石川県、山口県で定点当たり報告数が10を超えている。水痘は沖縄県で定点当たり4.5 の報告がある。麻疹は全国的にみると定点当たり報告数は例年にくらべ低い値となっているが、愛知県で第15週 に119例の報告があった。流行性耳下腺炎は宮崎県で定点当たり5.4、山形県で4.2と報告が多くなっている。流 行性角結膜炎は過去5年間の同時期と比較して定点当たり報告数がやや多くなっており、愛媛県で4.0の報告 がある。

全国情報(2002年 第16週)定点あたり報告数
2002年 第16週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4689230407125173985954266129388411970
インフルエンザ1.12.63.30.21.00.41.11.90.41.10.60.43.5


定点数30261452508175245423454031923547549
咽頭結膜熱0.1-0.1---0.10.10.10.1-0.10.1
A群溶連菌咽頭炎1.12.31.11.11.30.80.91.30.80.40.30.71.5
感染性胃腸炎5.52.95.94.35.26.17.16.918.04.24.06.410.7
水 痘1.81.11.51.61.71.81.82.72.61.11.51.42.3
手足口病0.20.30.10.20.20.10.50.10.11.70.10.30.2
伝染性紅斑0.70.31.20.80.80.70.50.30.81.40.10.10.8
突発性発疹0.80.60.80.90.80.80.71.01.10.60.50.71.0
百日せき-------------
風しん-------0.1--0.10.1-
ヘルパンギーナ0.1--0.10.10.10.20.50.20.20.10.10.6
麻しん0.2-0.30.20.3-0.1-0.3----
流行性耳下腺炎1.20.52.20.81.50.91.21.81.41.11.41.10.8

定点数632296116610213864723312209
急性出血性結膜炎-------0.2---0.1-
流行性角結膜炎1.10.90.91.40.90.71.51.6-0.70.81.81.3

定点数47023628676677284585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎-------0.10.4----
マイコプラズマ肺炎0.1-0.1-0.20.20.20.10.6--0.30.1
クラミジア肺炎----0.1--------
成人麻疹---0.10.1--------